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下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携! 地元小学生が下関市の魚「フグ」を多様な地域のゲストティーチャーから学びます!~フグを『調べる』編~
画像提供:下関市立養治小学校
下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携の授業の4回目を実施しました!4回目のテーマは「フグを『調べる』」です。水産大学校と教室をオンライン中継し、水産大学校でフグ毒の研究をしている食品科学科の辰野竜平先生をゲストティーチャーにお迎えし、フグ毒をもっている生き物について、どのフグがどの場所に毒をもっているのなどの話を聞きました。
フグは自分でフグ毒を作らず、フグ毒を持つカニの仲間や貝の仲間などを食べることで体内にフグ毒を取りこむことができると知り、児童からは「フグは毒を食べても死なないのか」、「見た目でフグが毒を持っているかどうかわかるのか」など辰野先生へ様々な質問をしていて、フグ毒への疑問がどんどんあふれている様子でした。
授業の最後に、「フグを食べるのは怖くないですか?」という質問に対して児童たちからは「怖くない」と答えており、辰野先生のお話を聞いたことで安全にフグを食べられる「フグ食文化」への興味・理解に繋がっていくと感じました。
最後のフグに関わるお仕事のテーマは「売る」です。次は仲買人をされているふぐ処理師の方をゲストティーチャーに迎える予定です。
※海響館では2019年より新たに地域の教育資源を活用した海洋教育プログラムの構築を開始しており、社会教育施設として有する人的・物的財産を学習の中で活用することができる学習プログラムを目指しています。今回はその第二弾です。下関市立養治小学校と海響館が教育連携をし、年間で実施される「総合的な学習の時間」の授業の半分の約35時間を使い、養治小学校の教職員と海響館のスタッフが打ち合わせを重ねながら海洋教育プログラム「みんなで応援!~来て!見て!知って!海響館~」を進めています。
下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携の授業1回目の様子/cms/kaiyoukyouikuguest1st/
下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携の授業2回目の様子/cms/kaiyoukyouikuguest2nd/
下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携の授業3回目の様子/cms/kaiyoukyouikuguest3rd/
連携校
下関市立養治小学校
https://shimomachi-plus.jp/schoolTop?articleId=61fcfb0b5cf98300550eb0f7&orgId=514501
協力
海と博物館研究所 高田浩二氏