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下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携!地元小学生が下関市の魚「フグ」を多様な地域のゲストティーチャーから学びます!~フグを『つかまえる』編~

 下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携の授業の2回目をしました!2回目のテーマは「フグを『つかまえる』」です。下関市在住でフグ延縄(はえなわ)漁をしている中島氏をゲストティーチャーにお迎えし、漁師の仕事内容やフグを捕まえるための工夫、仕事での思いの話を聞きました。

 中島氏が現在使っている延縄と20年程前に使われていた延縄を見比べ、漁で使われる道具の工夫の話では見たことない漁具に児童たちは興味津々。トラフグが太い針を噛んで曲げてしまう話では、児童たちはフグの歯のすごさに驚いていました。トラフグの捕り方だけではなく、トラフグの資源を守るためにどんなことをしているのかという話もあり、「漁師さんの仕事は魚を捕まえるだけではない」などと、漁師の仕事に少しずつ理解が深まったようです。実際に中島氏が使っている延縄を広げて、仕掛けの針と針の間が6mもあることを知り、「どうして間が長いのですか?」と仕事の工夫に繋がる質問や、「(延縄は)手作りですか」などと児童たちは次から次へと中島氏に質問をし、授業のあとにも中島さんへ質問をしていました。このような積極的な児童の様子を見て、授業を通して興味を湧きたてることができたのではないかと感じます。

 今後は、ゲストティーチャーにフグに関わるお仕事のテーマ「つくる」、「調べる」、「売る」の授業をする予定です。

※海響館では2019年より新たに地域の教育資源を活用した海洋教育プログラムの構築を開始しており、社会教育施設として有する人的・物的財産を学習の中で活用することができる学習プログラムを目指しています。今回はその第二弾です。下関市立養治小学校と海響館が教育連携をし、年間で実施される「総合的な学習の時間」の授業の半分の約35時間を使い、養治小学校の教職員と海響館のスタッフが打ち合わせを重ねながら海洋教育プログラム「みんなで応援!~来て!見て!知って!海響館~」を進めています。

下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携の授業1回目の様子/cms/kaiyoukyouikuguest1st/

連携校

下関市立養治小学

https://shimomachi-plus.jp/schoolTop?articleId=61fcfb0b5cf98300550eb0f7&orgId=514501

協力

海と博物館研究所 高田浩二氏

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