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下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携! 地元小学生が下関市の魚「フグ」を多様な地域のゲストティーチャーから学びます!~フグを『つくる』編~

 下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携の授業の3回目を実施しました!3回目のテーマは「フグを『つくる』」です。下関市内で「ふく提灯」発祥の酒井商店と教室をオンライン中継し、酒井商店でフグの販売などをしている酒井由美子氏をゲストティーチャーにお迎えし、ふく提灯の作り方や、ふく提灯作りのきっかけ、作るときの工夫、仕事での思いの話を聞きました。

 酒井商店は90年程前からふく提灯を作っています。中継では実際にフグの皮にもみがらを詰めている様子を見せていただきました。教室にいる児童からは「どうやって中身をとっているのか」、「乾かすのにどれくらいの時間がかかるのか」、知らないふく提灯作りにたくさんの質問が出てきました。

 児童が一番驚いていたのが、作る過程で乾燥させる時間。児童の考えでは半日や1日が多かったのですが、実際には2週間程かかるそうです。想像していた以上の時間がかかることに驚き、今回の授業で一番盛り上がりました!

 酒井氏からは「ふく提灯に興味をもってもらえて嬉しい。子どもの頃から下関の魚『フグ』を知ってもらう機会になり、これからももっとフグを知ってもらえたら。」との言葉をいただきました。

 残るフグに関わるお仕事のテーマは「調べる」、「売る」です。次はどんなゲストティーチャーに会えるのか楽しみですね!

※海響館では2019年より新たに地域の教育資源を活用した海洋教育プログラムの構築を開始しており、社会教育施設として有する人的・物的財産を学習の中で活用することができる学習プログラムを目指しています。今回はその第二弾です。下関市立養治小学校と海響館が教育連携をし、年間で実施される「総合的な学習の時間」の授業の半分の約35時間を使い、養治小学校の教職員と海響館のスタッフが打ち合わせを重ねながら海洋教育プログラム「みんなで応援!~来て!見て!知って!海響館~」を進めています。

下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携の授業1回目の様子
/cms/kaiyoukyouikuguest1st/

下関市立養治小学校×地域×海響館の三連携の授業2回目の様子
/cms/kaiyoukyouikuguest2nd/

連携校
下関市立養治小学校
https://shimomachi-plus.jp/schoolTop?articleId=61fcfb0b5cf98300550eb0f7&orgId=514501

協力
海と博物館研究所 高田浩二氏

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