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海響館オリジナル!災害時の救助活動にも利用可能!?チンアナゴの砂の中の展示を再開します。
チンアナゴは砂の中から顔を出しているアナゴの仲間で、全国の水族館で人気のある魚類です。海響館では平成25年3月16日から開催した、「春季特別企画展 ナニコレチンアナゴ~誰も知らないチン発見!~」で透明なポリマーを用いて、チンアナゴの砂の中の様子を展示することに全国で初めて成功し、今では全国の水族館でこの展示手法が広がっています。
このポリマーを用いた展示は、チンアナゴの砂の中に潜る行動を詳細に観察することができ、東京工業大学との共同研究で、災害時の救助活動に活躍する可能性のあるロボットも考案されています。
今回の展示では、ポリマーを用いたチンアナゴの砂の中の展示と、そこから考案されたロボットについての解説を行います。普段見る機会の少ないチンアナゴの砂の中の様子を観察し、私たちの生活に役立つ、生き物の形態や動きの持つ可能性や、ただ生き物を展示するだけではない水族館の可能性も感じていただければと思います。
期間
平成30年4月25日(水)~
場所
海響館2階 特設水槽
種類
チンアナゴ Heteroconger hassi
※生物の状態により、展示を中止する事があります