海響館にいる約120羽のペンギンには1羽ずつ愛称がついていて、スタッフはちゃんと見分けてエサを与え、日々の様子を記録しています。

　その１羽１羽を見分けるために役立っているのが、ペンギンたちのフリッパー（翼）の根元についたバンド「フリッパーバンド」です。

　海響館のペンギンたちについているフリッパーバンドは１羽１羽違う色になっているので見分けることができます。では、この色がどのように決まっているかというと、愛称とは別に1羽ずつに割り当てている番号（個体番号といいます）を数字に置き換えているのです。表のとおり0＝白、1＝黒という感じで、9までの数字と色を組み合わせています。ちなみに、個体番号は海響館にやってきた順番、もしくは生まれた順番でつけています。

　例えば、個体番号120番のフンボルトペンギンの「ハッピー」（海響館生まれ）は黒、茶色、白のフリッパーバンドをしています。お気に入りのペンギンを見つけたら、バンドが何色か注目を！。

（by 上原）