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ペンギンの見分け方-フンボルトペンギン-

 ペンギン村温帯ゾーンでは、3つのエリアにおよそ70羽のフンボルトペンギンが暮らしています。そして、私たちスタッフは1羽1羽に愛称をつけ、しっかりと健康管理をしています。

 今回はどのようにペンギンたちを見分けているのかを紹介していきたいと思います。

海響館でのペンギンの見分け方は主に2つあります。

 まずはこちら、フリッパー(翼)につけているバンドです。1羽ごとに番号をつけて台帳管理していて、その番号に対応して決めている色のバンドをしているので、一目で分かるようになっています。例えば、1番は黒、2番は茶色、3番は赤色といった感じです。

 2つ目はこちら、お腹の点々の位置です。実はこの点々、フンボルトペンギン属のペンギンに見られ、1羽ずつ場所や数が違います。また、この点々は換羽(1年に1回全身の羽毛が生え換わること)してもほとんど位置が変わりません。そのため、野生のペンギンの調査でも使われる見分け方法なんです。

 ここで紹介した方法で皆さんも見分けに挑戦してみてください。1羽1羽の見分けができるようになると、それぞれの性格も見えてくるかもしれませんよ。今回紹介した2羽のフンボルトペンギンも温帯ゾーンで暮らしているので是非探してみてください!

                                        

※ペンギン村亜南極ゾーンで展示している4種約70羽のペンギンたちも、愛称をつけていて、フリッパーバンドで見分けをしています。

  (by林)

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