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第191回「第一回ヒレアシ甲子園にマウがエントリー!」

 3月16日からインターネット上でいきものAZ presents「第一回ヒレアシ甲子園」という投票イベントが行われています。日本各地の動物園・水族館47園館で飼育展示されているヒレアシ類(アシカ・アザラシ・セイウチなど)47個体から、個性あるパフォーマンスを競い合い「愛される一芸を持っている」人気ナンバーワンを決定するイベントで、海響館からはオタリアの「マウ」(メス、推定年齢17歳)がエントリーしています。

 マウはマイペースで穏やかな性格の中に頑固な一面もあるアシカで、外見は写真のように口の周りのヒゲが長いのが特徴です。
そんなマウの個性あふれるパフォーマンスがこちら!

 その名も「超待て」!魚をくわえるだけでなく、鼻の上にも魚を乗せてただひたすらじーっと待つというパフォーマンスができるのです。倒立はジャンプなど「動」のパフォーマンスではなく、今回はあえて動かない「静」のパフォーマンスでエントリーしてみました。
ちなみに、このパフォーマンスはトレーニングによってできるようになったもので、トレーニングをする中で動物がエサだけに集中しすぎないように行ったトレーニングの結果です。あえてエサをくわえさせることで、過度に欲しがる行動を減らすことを目的としています。

 とは言え、大好きな魚をくわえて待つということを動物たちに理解してもらうのはなかなか難しいこと。それなのに穏やかな表情で待っていられるのは、マウの性格だからこそではないでしょうか。

 ヒレアシ甲子園の投票は4月15日(日)までWebにて行われていますので、こんな可愛らしいマウに是非一票をお願いします!

 

ヒレアシ甲子園特設サイトはこちら

 

海獣展示課

髙木 陽友美

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