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エサを食べる練習開始! ―キングペンギンのヒナ―

 キングペンギンのヒナは誕生からおよそ5ヶ月が経ち、見た目はまだ茶色のモコモコとした綿羽が全身を覆っていますが、体の大きさは成鳥と同じくらいになって親からもらうエサの量も増えています。

 

 

 今、キングペンギンたちは換羽(全身の羽毛が生え変わる)の時期を迎えていて、たくさんのエサを食べて羽毛を生え変わらせるためのエネルギーを蓄えなければなりません。しかし、ヒナの親鳥のセガール(♂)は子育てと同時に換羽も始まりそうで、セガールの負担を減らすため、私たちスタッフの手からエサの魚を食べるよう、ヒナの練習を開始しました。初めての時に気を付けることは、手間取らずスムーズに飲み込ませてあげることです。口に魚を入れられるのが嫌なことにならないように、またヒナが動いてしまって、気管などに入ってしまわないように、しっかり体を固定して口を開け、すぐ飲み込むように喉の方まで魚を突っ込みます(もちろんやさしくです!)。

 

 

 最初は少し嫌がっていましたが、回を重ねるごとにスムーズになり、練習を開始して3日目には、差し出した魚を自分から口を開けて食べられるようになりました。

 

※画像をクリックすると海響館Facebookページの動画が流れます

 

 まだセガールもヒナのことを気にしていますが、完全にスタッフからエサをもらうように練習していこうと思います。タイミングが合えばご覧になれると思いますので、ヒナを探してみてくださいね。

 

(by 出来)

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