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器用に泳いでいます ―フンボルトペンギン―

 

 

 フンボルトペンギン特別保護区はペンギンたちに野生地に近い暮らしをしてもらうために巣材としてパンパスグラス(南米原産のススキの仲間)を植えているのですが、繁殖になると巣材としてペンギンたちが頻繁にパンパスグラスを引きちぎって持って行ったりしています。すると風に飛ばされたり、ペンギンたちが落としたりしてこの時期よくプールに巣材が浮いていることがあります。

 

 

 

 なるべく私たちもプールが汚れないように浮いている巣材は回収するのですが、たまーに浮いている巣材を咥えて器用に泳いでいるペンギンがいます。そんなところで巣材を拾って巣まで持って帰れるのかなぁと疑問に思うのですが、結局無情にもその巣材は捨てられスタッフに拾われることになるのでした。そこまで器用に咥えられるなら、巣まで持って帰ってくれると掃除が楽になるのになぁと思ったり思わなかったりな今日この頃です…。

 

(by 新田)

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