loading...
巣材投入!
亜南極水槽ではイワトビ、マカロニ、ジェンツーペンギンの繁殖期が近づき、恒例の巣材(巣を作るための材料のこと)投入の時期になりました。これを境に陸上部分の景色やペンギンたちの様子も変わります。ペンギンたちは陸上をウロウロ、ソワソワ…。そんなペンギンたちの周りを見渡すと茶色いものがいっぱい転がっています。
実はこれが海響館で使っている巣材で、人工芝を程よい大きさにカットしたものなのです。大きさや形が少しずつ違い、自分たちの好きな巣材をお気に入りの場所に運んでいきます。
自ら運んで巣を作ることで繁殖に向けて気持ちも高まっていくようです。たくさん巣材が集まって山になっているところでは、他のペンギンたちに大切な巣材を横取りされないようにとお留守番している姿も見られます。
野生のペンギンも行うこの巣材運びの行動を、ぜひ観察してみてくださいね。
(by 出来)