フンボルトペンギンの今期の繁殖シーズンは終盤にさしかかってきましたが、特別保護区ではまだまだ巣材運びを頑張っているペンギンがいます。
それはスミレです！
先日なんとなくスミレの巣をのぞいてみると…。
なんと！大きな木が巣穴に入っていました。先日はなかったのでここ数日でおそらくスミレが運んだものと思われます。

　どれくらい大きいかちょっと巣穴から出してみました。大きさは30㎝くらいで重さもずっしりあります。

　この木があったのは３枚目の写真の奥に見られるサボテンの下あたりです。坂道で距離もあります。運ぶ姿を見ることはできませんでしたが、私たちのように手を使えないスミレはくわえてこれを持ってきたと思うと、スミレの巣材への執着がすごいことがわかりますね。

 

 

(by　新田)