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人工授精で誕生したヒナ!

今年の4月に誕生し、ペンギン情報で成長をお伝えしてきた2羽のフンボルトペンギンのヒナですが、実はフンボルトペンギンでは世界初となる人工授精(今回は凍結した精子を使って)で誕生したヒナたちなのです!このことは5月24日に記者発表し、テレビや新聞、インターネットなどで広く報じられました。

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 今回行った人工授精はオスから採取した精子を凍結し、それを解凍してメスに入れて授精したというものですが、精子の凍らせ方やメスに入れるタイミングなどなど、いろいろな条件によって成功が左右される難しい技術です。
フンボルトペンギンは絶滅の恐れが心配されるペンギンで、将来必ず必要となる技術と考え4年も前から取り組んできました。苦労を重ねてようやく誕生したヒナたちの成長をしっかり見守りたいと思います。

 

(by 上原)

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