menu

loading...

ミステリーサークルの謎 開催中

海響館では、7月4日から平成27年度夏季特別企画展「奄美の海探検記-ミステリーサークルの謎-」を開催しています!今回は、その見どころを紹介します!

①生き物の写真や映像
まず、使用している写真、動画を見て下さい。「お魚探検隊 ミステリーサークルの謎 準備中」でも載せたように、それらは全て海響館の飼育スタッフが撮影してきたものです。もちろん撮影のプロという訳ではありませんので、テレビで流れているようなとてもきれいな映像が撮影できたわけではないのですが、それでも多くのお客さまが見てきちんと理解できるものを撮影しようと必死でした。撮影した生き物の「ココ」を見てほしい!というのが伝わるような映像が撮影できていると思います!

iriguchi

②ミステリーサークルの実寸大模型
今回の特別企画展のなかで目玉になるのがこの展示です!直径約2mのミステリーサークルを実際に見ながら、これを約10㎝のアマミホシゾラフグが作ったのかと思うと、生き物の神秘的な魅力を感じることができるのではないでしょうか。そして、この模型はその大きさのみがすごいわけではありません。模型をよく見てみると、サークルの場所によって、砂の粒の大きさが違っています。これは本物のサークルでも見られる特徴で、アマミホシゾラフグがサークルを作る時に貝殻を割ったりして飾り付けを行いますが、それを実際のサークルの写真などを確認しながら忠実に再現しています。これまでミステリーサークルの模型を作った例はなく、海響館が初展示となります!

jisuunndairepurika

③海響館だけの映像
海響館は、ミステリーサークルを作るフグ「アマミホシゾラフグ」を、2012年から継続して調査研究をしてきました。特別企画展の中でも、いくつかその成果を展示解説しています。中でも海響館でしか見ることができないのが、アマミホシゾラフグの赤ちゃんの映像です。顕微鏡下で卵からふ化する瞬間を映像に収め、それを会場内で流しています。残念ながら展示できるまで育成するには至りませんでしたが、生まれてから稚魚(ふ化してから成長し、ヒレなどが成魚と同じようになった状態)まで育成することができました。その過程も写真で解説しています。

 

海響館のホームページなどでも会場内や、ミステリーサークルの模型の写真、映像を見ることはできますが、詳しい映像や、サークルの質感など、実際に会場にきて皆さんの目で見てみないとわからないことがたくさんあるはずです!今回紹介したこと以外にも、マングローブやサンゴなど様々な展示を用意していますよ。
今回の特別企画展は9月23日まで行っていますので、是非皆さんでお越し下さい!お待ちしています!

kodomomoasoberu

魚類展示課 園山貴之

WEB入館券の購入