2015年、亜南極水槽では、キングペンギン1羽、ジェンツーペンギン3羽、イワトビペンギン1羽の合計5羽のヒナが誕生しました。おかげさまでみんな元気に過ごしています。
この度このペンギンたちの愛称をつけましたので、翼に付いている個体を見分けるためのフリッパーバンドの色と合わせてお知らせします。
まず、キングペンギンの“ブラウン”（バンドはまだ付いていません）です。

　大きな体にふわふわの茶色い羽毛が存在感抜群ですね。お客様からは「あのペンギンは種類が違うのですか？」などの質問をよくいただくのですが、細長いくちばしやごつごつした黒い足を見ていただくと、キングペンギンのヒナだということが想像できるかと思います。
次に、ジェンツーペンギンの“スズメ”（ピンク・緑）、“シャベル”（ピンク・青）、“ドロップ”（ピンク・紫）です。

　スズメは最近、飼育スタッフが掃除をしていると、デッキブラシやバケツ、ホースなどの掃除道具を必ずと言っていいほどつつきにきます。好奇心旺盛なジェンツーペンギンらしいですが、少し掃除の邪魔です（笑）。シャベルはエサの時間になると、飼育スタッフの足をつついて「エサがほしい！」とアピールしてきます。ドロップは、昨年生まれのこの3羽の中では一番体が大きいペンギンです。
そして、イワトビペンギンの“ロハン”（白・緑）です。

　ロハンは、写真のような狭いスペースによくいます。イワトビペンギンの特徴である頭の黄色い飾り羽がまだ生えていませんが、じっくり見てみると、目の上に黄色い羽毛がうっすらあるのが分かると思います。
各ペンギンたちのフリッパーバンドとご紹介した特徴とをあわせて、探してみて下さいね～！

（by 里村）