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そろそろ練習です!-ジェンツーペンギンのヒナ-

 亜南極ゾーンで今年の6月に誕生したジェンツーペンギンのヒナは、8月24日で60日目となりました。ヒナ特有の綿羽も抜け、見た目はほぼ成鳥とかわりません。巣立ち(およそ80日)までもう少しですが、一人前のペンギンになるには、自分で泳ぎ、エサを捕って食べられるようにならなければなりません。
ヒナが小さなうちは親鳥から半分消化された柔らかく食べやすい魚の身を口移しでもらい成長します。そしてヒナの体が大きくなるにつれて、親鳥が与えるエサは魚の身がしっかり残っていて、大きなものになっていきます。最近では、親鳥にエサのマイワシを与えると、ほぼそのままの大きさでヒナに与えています。
今回のヒナはそろそろ巣立ちが近づいてきたということで、スタッフが魚を与える練習を始めました。海響館ではジェンツーペンギンには主にホッケをスタッフが手で与えていますが、ヒナには大きすぎるので、まずは小さなサイズのマイワシから練習です。

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 まだ魚を差し出しても自分から口は開けず、私たちがタイミングを見計らって魚を口に入れてあげます。するとようやく食べるといった状況です。
どれくらいの期間で私たち飼育スタッフが差し出した魚をうまく食べることができるでしょうか?今からが楽しみです。

(by 出来)

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