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この時期ならでは!?

 現在、屋外エリアのフンボルトペンギンは羽毛が生え換わる換羽の真っ最中です。換羽中は普段見ることのできないペンギンの「ある部分」を見ることができるのです。
下の写真はペンギンのお腹の下あたりなのですが、羽毛が生えておらず皮膚が露出しています。これは“抱卵斑(ほうらんはん)”といい、卵を直接地肌に付けて温めるための部分です。普段は目立ちませんが換羽前は見えるようになります。

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 2枚目の写真はペンギンのお尻のあたりにある脂が出る器官の“尾脂腺(びしせん)”です。ここから出る脂をくちばしに採って全身に塗ることで、水を弾く羽毛が保たれます。尾脂腺は普段羽毛の下に隠れていますが、換羽中の一瞬、古い羽毛が抜け、新しいものが短い時にだけ見ることができるのです。

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この時期にしか見られないペンギンの「ある部分」にも注目して観察してみて下さいね!

(by 新田)

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