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水族館では滅多にお目にかかれない魚 マトウダイを展示します!
皆さんはマトウダイという魚は知っていますか?
日本各地の水深30~400mにすんでいるのですが、馴染みが少ない方が多いかもしれませんね。釣りや定置網で漁獲されますが、漁獲の際に体内に空気が混入しやすく、輸送~飼育が難しい魚なんです。水族館での長期展示はこれまでにあまり無く、海響館でも過去に若魚の飼育記録がありますが、成魚の飼育展示は今回が初めてなんですよ。
今回、是非展示したいとの思いから山口県内の定置網漁に同乗し、船上での空気抜き処置や、水槽に馴れさせる慎重な飼育をしてきた結果、展示にこぎつけることができました。
生きているマトウダイの貴重な姿を是非ご覧下さい。
期間
平成30年2月24日(土)~
場所
海響館2階 とれとれタンク水槽
種類
マトウダイ Zeus faber
食材としては、フレンチでは美味な魚としてムニエルの定番とされています。姿形も特徴的で、漢字では、体側に弓道の的のような模様があることから的鯛、頭部が長く馬面であることから馬頭鯛と書き、長く伸びた背ビレや口を伸ばしてエサを食べる様子等が大変ユーモラスです。
※生物の状態により、展示を中止する事があります。
※山口県漁業協同組合江崎定置(名島丸)にご協力いただきました。