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こども?-フンボルトペンギン-

 ふれあい広場にいるフンボルトペンギンの”こむぎ”。とても人懐っこい性格で、わたしたちスタッフにもよく甘えてきます。

 そんな様子を見たお客さんからはよく、「この子はこどものペンギンですか?」と聞かれることがあります。

 

 

 甘えん坊で体も小さいこむぎ。しかし、2歳になったこむぎはもうこどもとは呼びません。というのも、こむぎは昨年の換羽(羽が生え換わること)を終え、おとなのペンギンと同じ模様に生え換わっているのです。換羽する前は、フンボルトペンギンの特徴的な胸のところの黒いラインがまだありませんでした(この時期は亜成鳥(あせいちょう)と呼びます)。

 おとな=成鳥(せいちょう)と呼ぶには繁殖ができるようになってからなので、もう少し時間がかかるのですが、こむぎは着実におとなのペンギンへと成長しているのです。

 

 ちなみに、今はペンギン村のふれあい広場に“リサ”と“アモレ”という亜成鳥のフンボルトペンギンがいますので、海響館に来られた時にはぜひ違いを見比べてみてください(リサとアモレは今年の夏の換羽で模様が変わります)。

 (by 小柳)

 

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