今年も海響館ペンギン村の亜南極ゾーンではジェンツーペンギン、イワトビペンギン、マカロニペンギンが繁殖シーズンを迎えています。春先から巣づくりを開始し、巣ができると求愛行動が多く見られるようになっていました。

　そして、5月初めにジェンツーペンギンが産卵し、その卵が有精卵であることが確認できました。海響館ではこれまでジェンツーペンギンは6年連続でヒナが誕生し成育しています。産卵したペアはオスとメスが交代で卵を大切に温めています。順調にいけば6月中旬から下旬には可愛いヒナの姿が見られることでしょう。ふ化するまで大切に見守っていきたいと思います。

 

 

場　所

海響館　ペンギン村亜南極ゾーン1階

※生物の都合により展示を終了する場合があります

 

その他

ふ化までの日数：産卵から約38日

卵の重さ：120～150g（ニワトリの卵のおよそ2個分）