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目の変化 ーフンボルトペンギンー

 ペンギン村温帯ゾーンで暮らしているフンボルトペンギンたちは、平均寿命が20~25年ほどといわれます。

 今回は、フンボルトペンギンが歳を重ねる中で起こる目の変化についてご紹介します!皆さんがおそらくほとんど気づかない変化だと思います。

 

 こちらは2007年4月生まれのトッポ(♂)がおよそ1歳の時に撮影した顔写真です。亜成鳥と呼ばれる若いペンギンの羽毛で、成鳥特有の模様がでていません。そして、目に注目してください。少し青みがかった灰色をしていますね。

 次は2021年撮影のトッポを見てみましょう。

 

 羽毛は成鳥の特徴である白い模様がきれいにでています。そして目の色はというと…灰色から茶色(もしくは赤茶色)に変化しています!

 なぜこのような変化があるのでしょうか?少し調べてみました。

 ペンギンや燕雀目などの鳥類では加齢に伴い虹彩の色が変化することが分かっています。しかし、残念ながらなぜ変化するのか、その理由はいまだよく分かっていないようです。

 このように、日本でたくさん飼育されているフンボルトペンギンにもまだまだ分かっていないことがあるのです。

 今回紹介した目だけではなく、ペンギンの身体について調べてみると意外な発見があって面白いですよ。

 

(by林)

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