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下関の海にもサンゴの仲間が!?キクメイシモドキを展示します!
サンゴと聞くと暖かい海にいる色とりどりのサンゴを想像するでしょう。しかしこの下関の海にも、暖かい海で主に見ることができるサンゴと同じイシサンゴの仲間を見ることができます。
今回展示するキクメイシモドキは、海藻の根元や、泥が堆積するような濁った海でも生息することができる種類のサンゴです。あまり知られていませんが、下関市だけではなく、山口県の日本海側、瀬戸内海側の海水浴場でも普通に見ることができます。キクメイシモドキの特徴はその骨格の色です。サンゴ礁を形成するイシサンゴの仲間は白い骨格をしていますが、キクメイシモドキは白い骨格と褐色の骨格を持っており、ゼブラコーラルとも呼ばれます。このような色がついた骨格を持つサンゴの仲間は珍しく、簡単に区別することができます。
これから暖かくなり、海に行く機会もあると思います。そんな時にこのキクメイシモドキを探してみてください。きっとこれまで見過ごしていた海の生き物の発見がありますよ。海響館ではキクメイシモドキと、白い骨格を持つミドリイシの仲間、宝石になるアカサンゴの仲間の骨格も合わせて展示していますので是非ご覧ください。
期間
令和3年4月7日(水)~
場所
2階とれとれタンク
種類
キクメイシモドキ 大きさ約5 cm
※生物の状態により、展示を中止することがあります。