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展示中のマンボウの飼育期間がまもなく6年目!! 長期飼育からマンボウを見分ける方法を海響館スタッフが発見しました!

 令和4年4月25日で、現在飼育展示中のマンボウの飼育期間が6年目を迎えます。このマンボウは、昨年の6月26日に海響館での飼育記録を更新し、日々その記録を伸ばしています。そして、この度長期飼育ができているからこそというマンボウの見分け方を海響館スタッフが発見し、研究報告を発表しました。

 それは、マンボウの体表に浮かび上がる模様は年数が経って大きく成長しても変わらず、また個体によって模様が違うというものです。展示中のマンボウが海響館にやってきた当時(全長90㎝)の記録写真とおよそ4年後に撮影した写真を比較すること、他のマンボウの模様が映った記録写真と比較することで、これらが明らかになりました。

 これまで蓄積したマンボウの飼育技術 (日々の観察やエサの工夫、トレーニング、検診など)によって、長期飼育を実現しています。この機会に大きく成長したマンボウを観察しその模様に注目してみませんか?

場所

3階 沖合のフグ水槽

種類

マンボウ Mola mola

※模様は出現している時と出現していないときがあります。生物の状態により、展示を中止することがあります。

資料

論文の記事

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ichthy/19/0/19_1/_pdf/-char/ja

左:2017年4月25日       右:2021年10月11日

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