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夏にピッタリ!? 大型クラゲ「ユウレイクラゲ」を展示中!
海響館では、大型クラゲの一種であるユウレイクラゲの展示を始めました。
今回展示しているのは傘径がおよそ50cmの個体ですが、成長すると傘径が1mを超えます。長い触手をたなびかせて泳ぐ白い姿はまさに幽霊のようです。
ユウレイクラゲは主に瀬戸内海から紀伊水道、有明海等で夏から秋にかけてみられ、今年は7月に入り小型の個体が出現しているとの情報があり、多くの方にご覧いただきたいと展示することにしました。
本種はミズクラゲ等の別のクラゲを大量に食べます。これから成長していく様子を是非ご覧下さい。
期間
2019年7月25日(木)~終了日未定
※生物の状態により、展示を中止する事があります。
場所
海響館2階・沖合の環境(円柱水槽)
種類
ユウレイクラゲ(旗口クラゲ目ユウレイクラゲ科)
学名 Cyanea nozakii
瀬戸内海では本種をエサにしたウマヅラハギ漁が行われています。毒は強く、
刺されるとミミズ腫れになってしまいます。
入手に関しては山口県漁協秋穂支店の伊藤氏にご協力いただきました。
スタッフのおすすめポイント
ユウレイクラゲの見て欲しいポイントは、貪欲にミズクラゲを食べる姿です。水槽内でもエサとして与えていますが、口腕や触手にたくさんくっつけている姿はインパクト大です。成長すると大型になるため、他の水族館では展示されることが少ないクラゲです!