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夏のクラゲ 海響館生まれのタコクラゲを展示します
タコクラゲは南方系の暖かい海にすむ、まさに夏のクラゲ。下関でも見られることがあります。傘の下に口腕(足のような部分)が8本あり、まるでタコのようにも見えることから名付けられました。今回は、海響館生まれの個体を展示します。エサ、水流等に気を配りながらスタッフが大切に飼育を続け、傘径がおよそ3cmになり、展示できる大きさにまで成長させることができました。
傘をリズミカルに拍動させる小さな姿は時計仕掛けのおもちゃのようにも見え、傘の水玉模様も相まってとても可愛らしいです。これから成長していく様子を是非ご覧下さい。
期間
2019年8月23日(金)~終了日未定
※生物の状態により、展示を中止する事があります。
場所
海響館2階・クラゲの仲間
展示生物
タコクラゲ(根口クラゲ目タコクラゲ科)
学名 Mastigias papua
南日本の温暖な海に夏から秋にかけて出現します。褐虫藻と共生しており、光合成によるエネルギーも得ています。体内に褐虫藻が多いと茶色、少ないと白~青色の体色をしています。イソギンチャクのような姿のポリプから遊離したばかりは直径数㎜程度のエフィラと呼ばれる花びらのような姿で、その後成長して稚クラゲとなります。