フグ科

テトラオドンリネアートゥス

フグ目フグ科
学名:Tetraodon lineatus

ナイル川、ニジェール川、ガンビア川、トゥルカナ湖など、西アフリカに生息します。黄色の体に小豆色のストライプが美しい大型のフグです。性格は極めて荒く、同種はもちろん多種との混泳には向いていません。基本的には、テトラオドン・ムブなど大型種と同じ飼育方法で構いませんが、多種に比べるとやや神経質で、拒食になりやすい面があります。全長は60cmになります。

マミズフグ

フグ目フグ科
学名:Tetraodon fluviatilli
英名:Green pufferfish

インド・スリランカ・バングラデシュに分布しています。全長は20cm程に成長しますが、稚魚と成魚では少し外見が変化します。稚魚の頃はヒレが白くハチノジフグに似ていますが、成長していくと、ヒレが橙色に染まっていき体側面の黒色のスポットも複雑になっていきます。名前にマミズと付いていますが、成長すると汽水域で生活し、甲殻類や貝類、ゴカイなどを食べます。

レッドラインパファー

フグ目フグ科
学名:Tetraodon erythrotaenia
英名:Red-striped toadfish

東南アジアの汽水域にすんでいます。成長しても体長10cm未満の小さなフグです。体の横に赤い線があるのが特徴で、名前の由来にもなっています。フグの仲間にしては比較的おとなしい性格のようです。

テトラオドンドゥボイシィ

フグ目フグ科
学名:Tetraodon duboisi

中央アフリカのスタンレイプールに多くすんでいます。テトラオドンミウルスとよく似ていますが、テトラオドンミウルスよりもやや大きめのスポットがお腹側以外の体に入っています。よく砂に潜るフグです。

インドエメラルドパファー

フグ目フグ科
学名:Tetraodon cutcutia
英名:Ocellated pufferfish

インド、バングラデシュ、タイ、ミャンマーに分布し、健康な個体は明るいグリーンに発色するとても美しいフグです。強い水流は好まないため、流れの緩やかなところで生活しています。また繁殖期にはオスが神経質になり、他の個体を攻撃してしまうことがあります。全長は5~8cmになります。

パオコーチンチネンシス

フグ目フグ科
学名:Tetraodon cochinchinennsis

タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムに分布しています。かつてはメコン川にいるフグは「メコンフグ」として扱われていましたが、近年になって判別されるようになってきました。本種は同じメコンフグのテトラオドン・トゥリギダスに良く似ていますが、成魚になっても体側に眼状斑があることから、トゥリギダスとは区別できます。同種でも争うことがあるため、海響館ではなるべく単独で飼育するようにしています。餌はイトメや冷凍のアカムシを与えると良く食べます。全長は5~10cmになります。

ハチノジフグ

フグ目フグ科
学名:Tetraodon biocellatus
英名:Eyespot pufferfish

タイ、マレーシア、インドネシア、ミャンマーに分布しています。背中の模様が8の字に見えることが名前の由来ですが、きれいな8の字になっている個体は多くはありません。全長10cm程に成長します。汽水域で生活し、甲殻類や貝類、ゴカイなどを食べます。ミドリフグ同様、観賞魚として人気の高い種ですが、やや神経質な面があり争うこともあるので、飼育には工夫が必要です。

パオバイレイ

フグ目フグ科
学名:Tetraodon baileyi

タイ、ラオス、ミャンマーに分布しています。「毛フグ」の名でかつては幻のフグとも呼ばれました。体表の毛に見える部分は「皮弁」という、軟らかい突起物です。生息域の地質はかつてサンゴ礁であったため、弱アルカリ性の水質を好みます。一般的に気性が荒く複数飼育はあまりむいていませんが、相性が合えば60cm水槽に3匹程度の飼育は可能です。全長10~15cmになります。

パオアベイ

フグ目フグ科
学名:Tetraodon abei

タイ、ラオス、ミャンマーにすんでいる淡水フグです。興奮すると、体のスポットがオレンジ色になります。エサは、甲殻類を好みますが、小魚、貝類なども食べます。フグ同士で強く争う傾向があり、複数で飼育する際は隠れ家などを用意するとよいです。

スムーストードフィッシュ

フグ目フグ科
学名:Tetractenos glaber
英名:Smooth toadfish

オーストラリア東南部の沿岸からタスマニア島にかけて分布しています。赤い尾ヒレが特徴です。最大15cm程度にまで成長します。甲殻類、貝類などを食べます。時々砂に潜って休憩している様子が観察できます。