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海響館について
海響館とは
下関市立しものせき水族館「海響館」は、下関の成り立ちが海と深く関わってきたことから、「海のいのち・海といのち」をメインコンセプトにしています。水の生き物たちの生態を通じ、自然と人間の係わり合いや生命のすばらしさ、自然保護の大切さについて理解を深めていただこうとするものです。自然科学、海洋文化を体験しながら学習する21世紀の水族館として、地域間、多世代の交流の拠点となる施設です。
展示内容
下関らしい展示として世界一の種類数を誇るフグ目魚類の展示や、国内では珍しいイルカとアシカの共演ショーの開催、国内最大級のペンギン展示施設では野生の生息環境を再現しペンギンたちがいきいきと生活する姿やペンギンが群れで泳ぐ姿をご覧いただくイベント「ペンギン大編隊」の実施など、教育的配慮の基、「生き様展示」を取り組みとして掲げ、動物の本来持つ習性や行動の展示を行っています。
館長あいさつ
下関市立しものせき水族館「海響館」
館 長 立川 利幸
Director Tatsukawa Toshiyuki
2001年4月にオープンしました海響館は、お陰様をもちまして令和6年4月に無事24年目に入りました。これまでにご来館いただいた多くのお客様、そして長きに渡りご支援いただいている方々のご愛顧に関係者一同心より感謝申し上げます。
さて、海響館は「海のいのち・海といのち」をメインコンセプトとし、下関らしい展示として関門海峡をテーマにした展示や世界一の種類数を誇るフグ目魚類の展示の他、国内では珍しいイルカとアシカの共演ショーの開催、国内最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」、国内唯一となるシロナガスクジラの全身骨格標本の展示など、他にはない特色ある展示が魅力の水族館です。そして、「生き様展示」というキーワードを取り組みとして掲げ、スタッフが工夫を凝らすことで生き物が本来持つ習性や行動を引き出し、それを展示やイベントを通じて皆様に伝えることに力を注いでいます。
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症が第2類から5類に引き下げられたことを受け、感染防止対策に配慮しながらもようやく通常の運営に戻ることができました。ゴールデンウィークと夏期には大人気の「夜の水族館」を開催した他、水の世界にすむ生き物が生存戦略として用いる「音」をテーマにした特別企画展の開催や季節感のある様々なイベントの実施、そして下関市の出前講座や館内での総合学習、多くの講演依頼への対応などを通じて、水圏生物の魅力を伝える活動を行いました。また、令和6年3月1日には山口県の天然記念物に指定されているクサフグの産卵地(光市)をテーマにした水槽を新たにオープンしました。スタッフがこだわって作った水槽に映像展示を併せ、クサフグの興味深い繁殖行動を知っていただける海響館らしい魅力的な展示に仕上がっています。
令和6年度は、リニューアル工事が予定されており、それに伴い令和6年12月から令和7年6月までの休館が予定されております。皆様にはご迷惑、ご不便をおかけいたしますが、海響館の生き物のための整備と新たな魅力づくりに必要な期間であるとご理解いただけますと幸いです。休館に入るまで、皆様に感動いただけるような展示を目指し、生き物たちの新たな魅力を発信してまいりますので、是非ご期待ください。スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
※海響館は、「レクリエーション」、「水圏生物の展示」、「種の保存」、「調査研究」、「教育・環境教育」、「地域活性化」など、水族館及び社会教育施設として求められる多様な役割をしっかりと担い、果たすべく活動してまいります。
下関市立しものせき水族館の歴史
2001
4月1日、下関市立しものせき水族館はオープンしました。開館セレモニーは関係者約100人が出席して行われ、市内の新入学児童30人が青い風船を大空に放ちオープンを祝いました。初日は前日から並んだお客様を先頭に長い列ができ、約5,700人の人出で賑わいました。
地域色を反映した展示に努めつつ、地域に留まらず全国的に存在感を示す水族館でありたいとオープン当初より想いは現在も引き継がれます。
2010
今や当館ではフグと並び絶大な人気を誇る、ペンギン村がオープンしました。
ペンギン村オープン式典の中では、チリ共和国の国立サンチアゴ・メトロポリタン公園との国際協定が調印され、フンボルトペンギン特別保護区が生息域外重要繁殖地に指定されました。
元来、下関市とペンギンは大変深い関わりがあり、現在では「下関市の鳥」として制定されています。下関市民に愛され続けているペンギンを、日本最大級のペンギン施設として地域に根付いた私たちが皆様にしっかり発信していきます。
2020
3月、下関市立しものせき水族館は開館20周年を迎え、外観や館内装飾を施した記念イベントを行いました。
「海のいのち」と向き合って20年。世界一の種類数を誇るフグ目魚類たち、開館当初からの仲間であるイルカたち、ペンギン村オープン以降、当館の人気をけん引してきたペンギンたち。私たちは、海のいきものたちと一緒に成長してきました。
2019年には旧下関水族館からの累計入館者数3,000万人も達成しており、海のいきものたちの魅力を1人でも多くの方に伝えることが私たちの使命です。
現在
現在では、下関を取り囲む「日本海」「関門海峡」「瀬戶内海」の3つの海を再現した関門海峡潮流水槽や、フグ目の展示数世界一を誇るなど、下関に根付いた地域との交流と学習に貢献する施設になっています。
SDGs
施設概要
平成13年4月、下関の中心部、下関駅と唐戸地区を結ぶ新たな賑わいの空間”あるかぽーと”に、新しい水族館・下関市立しものせき水族館「海響館」が誕生しました。
海峡ウォーターフロント開発の中核的な観光・レクリエーション施設として、さらに、関門海峡を挟んだ門司港レトロ地区等との連携による相乗効果により、下関活性化の起爆剤として大きく期待されています。
また、ペンギン村に関しては、チリ国立サンチアゴ・メトロポリタン公園よりフンボルトペンギンの「生息域外重要繁殖地」の指定を受け、フンボルトペンギン飼育下繁殖を支援する協力貢献を期待されています。
建物概要
場所 | 場所 下関あるかぽーと6番1号 |
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敷地面積 | 敷地面積 約13,900m² |
構造 | 構造 鉄骨・鉄筋コンクリート(SRC)造 4階建 |
延床面積 | 延床面積 約14,400m² |
展示水量 | 展示水量 約3,200m³ 水槽数75槽 |
展示水族 | 展示水族 約550種 約55,000点 |
施設の特徴 |
海峡メッセと対照に横のラインを基調とし、関門海峡の新たなランドマークとなる形態 |
動物取扱業
第一種動物取扱業者標識 | |
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氏名又は名称 | 公益財団法人 下関海洋科学アカデミー 理事長 江島 潔 |
事業所の名称 | 下関市立しものせき水族館 |
事業所の所在地 | 山口県下関市あるかぽーと6番1号 |
第一種動物取扱業の種別 | 展示,販売,保管,貸出し,訓練 |
登録番号 | 41902269,4290036,4290037,4290038,4290039 |
登録年月日 | 令和4年5月31日 |
有効期間の末日 | 令和9年5月30日 |
動物取扱責任者 | 進藤 英朗 |