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つるつるに見えて…

 体がつるつるしているように見えるペンギンですが、全身は羽毛で覆われています。

 全身の羽毛が生え変わる換羽(かんう)をしているキングペンギンが一生懸命にフリッパーの羽繕いをしていたので落ちた羽毛を集めてみました。

 まずは、どんなふうに羽繕いしているのかを見てみましょう。

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くちばしではさんだり、くちばしの先でちょこちょこしたりしています。

 これは落ちていたフリッパーの羽毛です。実は、場所ごとに羽毛の長さが違います。オレンジ、黄色、緑で色分けしたのが、羽毛が抜け落ちたおおよその場所です。

 黄色い部分では、写真のように古い羽毛が新しい羽毛に押し出されています。

 フリッパーの羽毛は先が短く、軸の下部には何も生えていないのが特徴です。これはフリッパーの表面でぴったりと重なり、水中で羽ばたいて泳ぐときに、水の抵抗を受けにくいようにするためだといわれています。

 反対に、背中やお腹の羽毛は、先が長く、軸の根元がふわふわなのが特徴です。

 羽毛の先は水を弾き、根元のふわふわの部分は空気を蓄えることができ、熱を逃がさない仕組みになっています。羽毛は密集して生えているため、水中でも羽毛の下の体は濡れず、冷えにくいため、冷たい海で長く過ごすことができるのです。

 この時期、たくさんの羽毛が落ちているのを見ると、「鳥の仲間なんやな~」と感じます。

(by 井上)

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