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キングペンギンのヒナ ー生まれた時の様子ー
海響館では4年ぶりとなるキングペンギンのヒナが8月18日にふ化しました!
8月16日の朝、飼育スタッフが卵を確認すると、卵にひびが入っており、嘴うち(はしうち)が確認できました。これはヒナが中から卵を割って出てくる合図です。ヒナは1,2日かけて卵を割って出てきます。
2日経つと穴はだいぶ大きくなりました。しかし今回のヒナは中で動く様子は確認できたのですが、出てきません。
一度卵に穴が開くと中の水気が抜けていきます。乾燥してしまうと膜がヒナに張り付いて身動きがとれなくなり、ふ化できずに死んでしまうこともあります。 そこで外から殻を割って手伝うことにしました。
半分ほど割って、ふ化を促しますが、膜が張り付いてしまったのか殻から出てきません。そこで全部はがしてふ化させることにしました。
こちらがふ化したヒナです。まだ卵に入っていた余韻にひたっているのか丸まっています。
こうしてふ化したヒナは現在順調に大きくなっています。みなさん見に来てくださいね。
( by 上原 )