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巣立ちを迎えました ―ジェンツーペンギン―
亜南極ゾーンで6月8日に誕生したジェンツーペンギンのこどもは順調に成長し、親からはほとんどエサをもらうことがなくなり、巣立ちを迎えました。
ジェンツーペンギンはふ化後約80日で巣立ちを迎えます。巣立ちを迎える頃になると、スタッフが差し出した魚を食べる練習を始めます。最初はイワシなどの小さな魚を丸ごと食べる練習から始め、飲み込むことを理解したら少しずつ食べる量を増やしていきました。そして、先日は初めてホッケ(サイズが大きな魚)を食べる日を迎えました。
https://www.facebook.com/kaikyokan/videos/771909113582130/
エサをねだるときにまだ「ピーピー」とこども特有の鳴き声を出しますが、ご覧の通りやや苦戦しながらも大きなホッケもしっかり食べられるようになりました。それからは他のペンギンたちに混じってエサを食べに来るようになり、同時に親からエサの吐き戻しをもらわなくなったことから、完全に巣立ちをしたと判断しました。
最近は毎日プールで泳いだり、エサの時間には走って寄ってきたりと運動量が増え、お腹の下のたるみもなくなり、ますますペンギンらしい体型になりました。あちこち動き回るので探すのが難しくなりましたが、是非探してみてくださいね。
過去のジェンツーペンギンのこどもに関するペンギン情報はこちら
(by 井上美紀)