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「質問シリーズ6 いきはどこからするの」

 ペンギンが水中に長く潜っているのを見ると、呼吸をどうしているのか気になりますね。ペンギンは鳥類で肺呼吸をするため、水中では呼吸を止めていて、水面に浮上してから口で呼吸をします。

 長く潜水できる秘密は大きく2つ。1つ目は、肺の他に空気を溜めておくことができる気嚢(きのう)と呼ばれる袋があり、これを呼吸に使うことで効率よく酸素を取り込むことができます。2つ目は、血液や筋肉に酸素を蓄える物質がたくさん含まれていることです。この2つのおかげでペンギンは海中に長く潜って、魚を捕まえることができるのです。

 海響館でも水面に上がってきたペンギンが、プハーっと口をあけて息をしている姿が見られますので、水面のペンギンに注目してじっくり観察してみてくださいね。

(by 新田)

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