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平成29年夏季特別企画展「日本上陸50周年 はじめてやってきたシーラカンス」を開催します!
海響館では、下記の通り、平成29年度夏季特別企画展「日本上陸50周年 はじめてやってきたシーラカンス」を開催いたします。
1938年アフリカの河口で、これまでに絶滅したと考えられているシーラカンスが見つかりました。そして今から50年前の1967年(昭和42年)に日本に初めてシーラカンスがやってきました。生きている化石といわれたシーラカンスが初めてやってきたということで、日本国内の様々な研究者たちが揃い解剖を行いました。
今回の特別企画展では、日本にはじめてやってきた本物のシーラカンス標本を中心に、シーラカンスがアフリカでどのように発見されたのか、日本初上陸標本の内臓展示、日本初上陸したシーラカンスからはじめて見つかった寄生虫も展示します。また他の魚とは違う、シーラカンスのヒレなどの体のつくりを研究した、最先端の研究結果も紹介いたします。
この特別企画展を見ればシーラカンスの魅力を感じることができるはずです。是非この機会に、貴重な標本と一緒に、シーラカンスの世界に足を踏み入れてみてください。
期間
平成29年7月8日(土)~10月9日(月・祝)
場所
海響館1階 イベントホール
展示内容
1. 生きていたシーラカンス
1938年、アフリカで他のどんな魚とも違う、奇妙な特徴をもった魚が発見されました。その正体こそ、6600万年前に絶滅したと思われていたシーラカンスだったのです。その当時の様子を解説します
2. 日本へ初上陸!シーラカンス標本!!
1967年、日本に初めてのシーラカンス標本が寄贈されました。数奇な運命を経て日本にやってきた標本を解説します。初上陸標本の内臓や、初上陸標本から日本人が新種として見つけた寄生虫の標本も展示します。
3. シーラカンスは語る~魚らしくない魚~
腕のようなヒレや赤ちゃんを出産、実は肺も持っている・・・皆さんは、こんな魚がいるって聞いたことがありますか?実はすべて、シーラカンスの特徴なのです。一体シーラカンスとはどんな魚なのでしょうか。シーラカンスの体のつくりについて解説します。
4. シーラカンスは語る~私たちは何者か?~
シーラカンスの特徴。そのいくつかは、私たち人間にもみられるものです。シーラカンスのヒレが私たちの腕とどのように関連しているのか、大きな系統樹を通じて、私たちが何者なのかを見てみましょう
※生物の状態により、展示を変更する場合があります。
(シーラカンスの生体は展示しておりません。)