救護が必要な鯨類または死亡した鯨類に対するイベントコードの基準
以下に示した情報は、発見時に生存しており救護が必要な状態であるのか、それとも死亡しており公衆衛生や研究のために収容すべきであるのか、その状況を表わしたものである。これらは、各事例に対し最適な対応と報告を行うためのもので、
イベントコード(event code)
として識別の基準となるものである。
生存している鯨類に関する事例(イベント)
e1 海岸座礁
e2 生存混獲
e3 迷入
e4 プレストランディング
生存している鯨類が海岸に座礁すること。海に戻す、もしくは治療のために保護収容するなどは問わない。瀕死の鯨類も含める。
生存している鯨類が定置網や刺し網から救助されること。海にリリースする、もしくは保護収容するなどは問わない。
その種が普段見られることのないエリアや、生存するには危険なエリア、またその鯨が救護を必要とするエリアで発見されること。
生存している鯨類が海岸の近くを泳いでおり、海岸座礁をしそうな状態のこと。状況によっては保護又は捕獲し移動することが困難である。
死亡している鯨類に関する事例(イベント)
e5 死亡混獲
e6 海上漂流
e7 海岸漂着
定置網や刺し網に掛かり死亡した鯨類が回収されること。また明らかに網に掛かっていたものが遺棄され、海上漂流や海岸に漂着した状態で発見されること。
死亡し海に漂っている状態で発見された鯨類で、死因が混獲と特定されないもの。
死亡し海岸に漂着している状態で発見された鯨類で、死因が混獲と特定されないもの。
救護を必要とする鯨類または回収した死亡個体に対するコンディションコードの基準
以下に示した情報は、スナメリでの様々な状態を表している。c1は生存状態、c2は事例が発生した直後に回収された新鮮な死亡個体、c3〜5は様々な腐敗状態にある死亡個体としている。これらは、各事例に対し最適な対応と報告を行うためのもので、
コンディションコード(condition code)
として識別の基準となるものである。
c1. 生存 Live
生きているもの。
c2. 新鮮 Fresh
完全体で自然な皮膚の色のもの、膨張や腐敗が認められないもの、新鮮な状態で冷凍されたもの、完全体の胎児など。
c3. 腐敗軽度 Moderately Decomposed
完全体のもの、若干膨張しているもしくは膨張していないもの、若干の皮膚の剥離があるもの。
c4. 腐敗強度Badly Decomposed
膨張しているもの、皮膚や脂皮が欠損しているもの、死体に穴が開いていたり、内臓の突出や内臓の腐敗が認められるもの。
c5. ミイラ化Mummified
皮膚や脂皮、骨が乾燥しているか欠損している、また大部分の骨が露出しているもの
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