第9回 海響館のペンギンたち
 海響館にはマカロニペンギンとフンボルトペンギンの2種類、あわせて18羽のペンギンが生活しています。ペンギンのフリッパー(翼)には色の付いたバンドがつけてあり、一羽一羽みわけられるようにしてあります。でも、毎日世話をしているとバンドを見なくても、顔や模様で分かるようにもなりますよ。
マカロニペンギン
フンボルトペンギン

 餌は、アジとシシャモをあげています。でも、ペンギンたちにも好き嫌いがあるようで・・・。少し前はアジが嫌いでシシャモばかり食べていたんです。だから、アジを食べやすいように小さく切ってあげたら、今ではアジばかり食べてシシャモをほとんど食べなくなってしまいました。やっぱり食べやすいのが一番みたいだけどちょっと困ってます。そんな中でただ一人のマカロニペンギン・オードリーはアジもシシャモもしっかり食べてくれるので助かります。
 朝・夕の2回給餌の時間があります。朝は開館前に終わってしまいますが、午後は3時頃から行っているので是非見に来てください。魚を取り合ってるかわいらしい姿を見ることが出来ます。

 同じ様な顔をして一見なにもかも同じにみえるこのペンギンたち。実は一羽一羽性格が違うんです。今日は、そんなペンギンたちのなかでも特にユニークな性格の持ち主2羽を紹介します。
 一番幼い「ラッキー」はおととしの7月7日に旧水族館で生まれました。外見はもうほとんど大人達と変わらなくなってきましたが、中身はまだまだ子供っぽい。なんでもかんでもよくつっつくんです。給餌中も餌そっちのけで私の服や腕をつっつくし、この前は寝ている他のペンギンの尾をつっついて怒られていました。
ラッキー(翼にバンドをつけていないのでなかなか見分けが難しいかもしれません。)
 もう一羽少しおかしなペンギンがいます。それが「ミドリ」。
 皆様もすぐにみつけられるはず。だっていつもプールの際で行ったり来たりして「飛び込むのなら早く飛び込めー」って言いたくなる子がそうです。
度胸がないのか?って思うかもしれませんが、そうでもないんです。他のペンギンたちは怖がってペンギン広場から外にはあまり出ようとはしないのに、ミドリは全く平気な様子。しっかり見ていないとすぐどっか行ってしまうんですよ。
右のフリッパーに緑色のバンドをつけている「ミドリ」。いつもは、プールのそばで行ったり来たりしているのですが、このときは巣穴で休憩中でした。
 他にもいつも怒ってばかりのペンギンなど色々な性格のペンギン達がいるので、みなさんもぜひ海響館のペンギン達に何度も会いに来て、お気に入りのペンギンを見つけてくださいね。

海獣展示課 渡辺 恵理


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