おぉっと!!!なんだこれ??

 突然ですが、みなさんこれらの写真に写っているモノがなんだかわかりますか!?


 これらの写真に写っているモノ、全部ある動物の体の一部なのですが、さて何という動物でしょうか?ヒントはアクアシアターに出演している動物です!!


正解は・・・・・アシカです!


 写真1はアシカの「耳」です。耳といっても「耳介(じかい)」と呼ばれる外耳の一部です。顔全体からするとこんな感じで、
 とっても小さな耳ですが、陸上ではもちろんのこと、さらには水の中でもしっかりと音を聞くことが出来る優れた耳なのです。
マウ


 そして写真2、こちらはアシカの「尻尾」です。
 犬はうれしい時に尻尾を振って感情を表したりしますよね?アシカがうれしい時にこの尻尾を振るなんて行動は残念ながら見たことがありません。オスのアシカになると体重が200kgを越える程に成長するのですが、尻尾はこんな手のひらサイズで、特に役には立たなさそうな気がします。
 生き物は進化の過程で不必要なものがなくなっていく・・・・・ということは!
『アシカたちの尻尾も今後進化していくにつれてなくなっていく!』
というのが私の勝手な(笑)予想です。まぁ予想通りになったとしても、私が生きている間には尻尾のないアシカが生まれることはないでしょう。さぁ最後は写真3。この写真に写っている部分はアシカの後ろ脚(脚の指)です。アシカたちの脚には私たち人間と同じように5本の指があって、その指の間に水かきが付いています。後ろ脚、さらには前脚も鰭(ひれ)のような形をしていることからアシカたちはひれあし(鰭脚)類と呼ばれています。そして、赤く囲ってある部分に注目して下さい。この部分、アシカの「爪」なんです。時にはこの爪を使って体のかゆい所をぽりぽりと掻いたりするアシカもいるんです。大きな体の割にはとっても小さな爪なのでじっくり見てみないとわかりません。
 ちなみに先ほどご紹介した尻尾と、後ろ脚の配置はこんな感じ(赤丸で囲んでいるのが尻尾です)。

 人間の小指の先ほどの大きさの耳たぶと爪に、手のひらサイズの尻尾、よーく観察しないと見落としてしまいそうですが、こんな細かなところも観察できる機会があります!
 海響館ではアシカにふれあえるアシカタッチというイベントを好評開催中です。このアシカタッチではアシカたちを間近で観察できます。目の前で観察する機会なんて滅多にないアシカ。体をよーーーく観察してみると小さな発見が色々出てきます。ぜひ海響館でアシカタッチに参加して、アシカの大きな体に隠れた小さなヒミツを色々みつけてみてはいかがですか?   

※アシカタッチについて詳しくはこちら

海獣展示課 原田一孝
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