いよいよ2月22日、マルの体温が低下し出産の兆しが見えてきたので、私たちスタッフは24時間体制で観察を開始しました。日中は水族館の解説ボランティアさん、夜間から朝まではスタッフが観察を行いました。そして、25日の6時25分無事出産。私は家で寝ていたので、電話連絡後すぐ海響館に向かいました。連日の夜間の観察から寝不足で疲労もピークでしたが、生まれてすぐのヒカルを見ると、疲れがどこかに吹っ飛んでしまうくらい、愛くるしい顔をしていました。ヒカルは、本能のまま母親の乳首を探し、出産後78分で上手にお乳を飲みました。2日後には泳ぎ始め、それからは毎日上陸したり泳いだりお乳を飲んだり寝たりの繰り返しでした。
アザラシの授乳期間は1ヶ月くらいで終わり、授乳が終わると早速、餌を食べる練習が始まります。まだまだ乳が恋しいのか、魚は全く食べてくれず私たちは色々な工夫して約1ヶ月間毎日奮闘した結果、ようやく4月中旬過ぎに魚を少しずつ食べてくれる様になりました(第73回参照)。
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| エコー検査で見たヒカル |
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| 産まれた直後のヒカル |
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