海響館では、普段私たちの食卓にものぼるなじみの深い魚をあげているんですよ。その種類はアジ、シシャモ、ホッケ、サバ、サンマ、スルメイカなどです。
実はこのように様々な種類の魚を使っているのにはいくつかの理由があります。ひとつは、動物にとっての刺激のためです。私たちも毎日同じ食事だと飽きてしまいますよね。いろんな魚を使うことによって大きさや食感も異なります。限られた空間の中で、動物たちが少しでも楽しく暮らせるようにこれらのことが必要になります。もうひとつは動物たちの健康のためです。動物たちは野生下においても色々な種類の魚などを食べています。そして餌にする魚の種類によって栄養のバランスは異なります。栄養の偏りを防ぐ為にも何種類かの魚を与える事が必要不可欠となるのです。また、もし一種類の魚だけをあげていたら、その魚が何らかの理由で入手出来なくなった場合、他に何も食べられなくなってしまうかもしれません。しかし、普段から様々な種類の魚を使うことで問題は起こらないのです。
もちろん私たちは魚の鮮度についても気を配っています。私たちは餌となる魚を業者から購入しているのですが、購入する前には必ずサンプルをもらっています。そして、そのサンプルで、鮮度はどうか、変な臭いはないか、体の張りはどうかなどを十分にチェックしてから購入します。他にも餌については日常から気を使っており、例えば一度床に落ちて汚れてしまった魚は使用しません。また、傷ついて肉質が変化したり、脂質が酸化してしまったものは、厳密にチェックして取り除きます。これらは動物たちの健康を第一に考えてのことです。さらに、餌を入れたバケツには常にたっぷりの海水を張り、魚が乾燥しないようにしています。乾燥もまた痛みの原因になるのです。このように私たちは動物たちに対しても、人間と同じように食べ物は重要だと考えています。
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| バケツに分けられた餌 |
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| 大量の餌をストックしている冷凍庫 |
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| 傷ついた餌は無いかチェック中 |
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