2月20日、21日の2日間にわたり、下関で「海獣類トレーニングセミナー」を実施しました。今回で第3回目となったこのセミナーには、全国の海獣類(イルカやアシカ、アザラシ、ラッコなど)を飼育している水族館から、29園館77名というたくさんのトレーナーの参加がありました。
また、外部からの講演者として、アメリカからMark Todd(マーク・トッド)氏(動物トレーニングコンサルタント)、香港からGrant Abel(グラント・エイブル)氏(香港オーシャンパーク)、河嶋孝先生(元日本大学教授)、村山司先生(東海大学)をお呼びし、海響館のトレーナーを合わせ、総勢80名を超えるセミナーとなりました。
講演や発表の内容は、動物のトレーニングのみならず、動物の生活環境をいかに豊かにするか、健康管理、認知の研究、心理学の研究成果、トレーナーの心得、海外で行われたシロイルカやバンドウイルカでの研究結果など多岐に渡り、興味深いものばかりでした。また、今回初めての試みで、10名程度の小さなグループに分かれ、それぞれのテーマについて話し合う分科会も行いました。これは、あまりに話が盛り上がりすぎて、マイクで呼びかけても聞いてもらえないという場面もあるほどでした。
この2日間、参加者の方々は本当に満足していただいたようで、下関に来ることを楽しみにしてくれている人もたくさんいます。海響館発信でこのような素晴らしい場を作れたことに、担当したスタッフ一同喜んでいます。みなさん、このように水族館のトレーナーは常に向上心を持って、動物により良いトレーニング(動物のことを考えたトレーニング)が行えるよう取り組んでいるのですよ。
最後に、セミナーに対して後援を頂きました日本動物園水族館協会、会場や機器の提供など全面的に支援をしてくださった下関市に感謝したいと思います。
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