もちろん、イルカたちは寝ます。でも、陸上の哺乳類もちろん人間とも寝方が違いますよ。
海響館のバンドウイルカとスナメリは休んだり眠るといった動きを見せてくれます。水族館閉館後の夜遅くになるとバンドウイルカがアクアシアターのプール水面や底で体を休めている姿を見ることができます。
実際のところイルカたちがどのように寝ているか、また自然海や水族館で体を休めているのかは近年のイルカたちの脳に関する研究が行われるまで未知の世界でした。その研究によると、バンドウイルカは寝ている間に彼らの脳の半分を休め、残り半分は取り巻く周囲の環境に気を向けていると言われています
この睡眠行動は、一方では集団生活の中で体を休め、休んでいる間も水面に浮上し呼吸し続ける一面と、サメといったようなイルカたちにとって外敵に気を向けるといったことからこのような進化を遂げてきました。一方の脳が働きもう片方が休んでいるといった能力は鯨類に特有なものなのです。この研究はバンドウイルカにおいて行われてきましたが、他の鯨類にもこれに似たような行動を示していることから鯨類全般的にある睡眠方法だと推測されているのです。
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