第45回 ひびき頑張っています。

スナメリプレイングタイム!


 海響館ホームページ、イルカ君・アシカ君の第27回、第33回でご紹介してきました、スナメリ「ひびき」が海響館に仲間入りしてはや3年がすぎようとしています。    2階の小型鯨類水槽で毎日スーーーイスーーーイっと泳いでいる姿はもうご覧になられましたか??
 海響館では2004年4月から、プレゼンテーションの時間帯、内容が大きく変わりました。「黒潮海賊とゴールデンシーサー」と題したイルカ・アシカのアクアシアター、解説を交えながらの給餌及びトレーニングを行う“アザラシのパックンタイム”“ペンギンのゴックンタイム”“スナメリプレイングタイム”が始まりました。

今回は、夏の“スナメリプレイングタイム”を行うためにトレーニングを行ってきたひびきの頑張りをより詳しくお伝えしたいと思います。夏の“スナメリプレイングタイム”はご存知の通り、水中でひびきとトレーニングを行っている様子をご覧いただきました。実はそこに行きつくまでに、たくさんの感動秘話(?!)があったんですよ。以前にもご紹介したように、スナメリはとても繊細な動物です。新しいものに興味はあるものの、慣れるまでは至難の業。まずは、タンクを背負って、足ひれをつけた水中のトレーナーに慣れることから始まりました。3月下旬から本格的に、このトレーニングを行ってきました。写真では少し分かりにくいのですが、頑張って寄ってくるものの、様子をうかがいながら恐る恐るお魚を食べるという繰り返しでした。その間にスナメリの発情期があり、トレーニングがスムーズに進まないこともありました。しかし、寒い中ウェットスーツを着て何度も水中でのコミュニケーションをとろうとするトレーナーに答えるように、少しずつリラックスして寄ってくるようになりました。ここからは、さすがひびき!!次々といろいろなパフォーマンスに挑戦しました。そのパフォーマンスの中で、ペインティングの様子(写真)をのせてみました。もちろん始めたころは、ペインティングブラシ、ボードに少しずつ慣れるトレーニングを行いました。少しずつ上手になっていますが、まだまだしっかりペインティングできるようにトレーニングが必要です。将来はお客様にたくさんの拍手がいただけるように頑張ります(ひびきより)!このようにダイバー以外の物にもしっかり慣れなければ、道具を使ったパフォーマンスを行うことはできません。このペインティングの他にも、リング、フープなどを使ったトレーニングも行っています。2004年7月20日からの夏季中は、毎日水中トレーニングを行いました。今では、水中のトレーナーを警戒したりすることはなく、すっかり慣れたようです。
ふわふわの毛
お魚食べたいな、でもドキドキ
アシカの毛
新たな道具が!
抜群の水はじき
オ!絵が描けてるゾ
これからも頑張ろうネ

 残念ながら、冬期は毎日水中トレーニングを行うわけではないのですが、すっかり海響館のアイドル的存在になったひびきの勇姿をぜひ観に来てください!

海獣展示課 宮本 あゆみ
[最新一覧へ]