海響館では、19羽のフンボルトペンギンが生活しています。昨年生まれたヒナから23年生きているおばあちゃんペンギンなど年齢は様々です。今回は、その中でも大家族であるミッキー家を皆さんにご紹介しようと思います。
お父さんペンギンの名前はミッキー、お母さんペンギンはミニーといいます。とても仲がいい夫婦は子宝に恵まれており、3羽の子どもがいます。1番目のヒナ(クウ)は2002年6月に,2番目のヒナ(ショウ)は2003年6月に生まれました。ヒナは100日間以内で巣立ちますが、親のような模様になるまでに2年くらいかかります。ですから、2番目のヒナ(ショウ)はまだ親のような模様をしていません。19羽中1羽だけ体の模様が違いますので、ぜひショウを見つけてみてくださいね。
そして3番目のヒナは昨年の12月に生まれました。しかし!このヒナはミッキー&ミニーが育てている訳ではないのです。では一体誰がヒナを育てているのでしょう??実はフウ&ルルという別の夫婦が育てているのです。なぜ産みの親と育ての親が違うの?っと疑問に思った人がいるかもしれません。その人はなかなか勘が鋭いですね〜。これには理由があります。
ミッキー&ミニーが卵を産んだ頃、フウ&ルルにも卵が産まれました。フウ&ルルはヒナを育てるのがあまり上手くなく、以前孵化はしたがヒナが死んでしまったことがありました。ミッキー&ミニーの子どもだけでなく、フウ&ルルの子どもも増やしていきたかったので、今回は育児が上手なミッキー&ミニーにフウ&ルルの卵を温めてもらうことにしました。そして、ミッキー&ミニーの卵はフウ&ルルに温めてもらいました。つまり卵を入れ替えたのです!!!これはフウ&ルルにとってはヒナを育てる訓練にもなり、ミッキー&ミニーにはフウ&ルルの子どもを増やしてもらう、という2つの大きな目的がありました。
しかし、残念ながら今回はミッキー&ミニーが温めたフウ&ルルの卵からはヒナは生まれませんでした。そのかわり、フウ&ルルが温めたミッキー&ミニーの卵からはヒナが生まれ、今回はフウ&ルルも順調にヒナを育てています。これがミッキー&ミニーの3番目の子どもに当たります。この様な理由から、産みの親と育ての親が違うという事が起きたのです。
フンボルトペンギンは1年に1回夏の時期に古くなった羽毛を脱ぎ捨てて、新しい羽毛に換わろうとします。これを換羽と言いますが、この換羽期以外1年中繁殖を行います。次はミッキー&ミニーの子どもだけでなく、フウ&ルルや他の夫婦の子どもも見たいものです。
今回は海響館・ペンギン世界の裏話をお話しましたが、裏話は他にも沢山あります。それはまたの機会にお話ししたいと思います。ミッキー家の子ども達はこれからもどんどん大きくなっていきます。是非子ども達の成長を見に来て下さい。
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| 仲の良いミッキー(左)&ミニー(右) |
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| 高い所が好きなクウ |
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| 体の模様がみんなと違うショウ |
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| フウお父さんとヒナ |
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| ヒナの体重は720g(生後23日) |
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