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第97回 タコと多幸をもとめて 〜干しダコ編〜


 今回のお魚探検隊はズバリ「タコについて」です。平成17年の冬季企画展「まるごと!タコ大図鑑」の担当だった私はタコにちなんだいろんな資料を集めていました。興味がある場所には取材にも出向き、自分の目でタコを感じよう?!と思っていました。今回はそんなタコ取材についてのお話です。

■タコが洗濯された!?
 〜熊本県天草 有明町の干しダコを見てみたい〜

 タコの食文化を調べていた私はちょっと変わったものを探していました。そんなある日、不思議な写真を発見しました。なんとタコが干されているのです。干すといったら、魚かイカしかないと思っていたのでとても不思議に思いました。またその風景が非常に面白く、自分の目で確かめたいと思いました。そこでタコが洗濯された?風景を見に行くことにしたのです。
 10月中頃に有明町に出向いたのですが、海岸線に目を向けてもいっこうに干しダコの姿を確認できません。あるのは物干のようなものが点々とあるだけでした。仕方がないので、漁協で尋ねてみました。返ってきた返事は「干しダコ作るのは夏まで、もうとっくに終わった」とのこと。聞いた話によると、タコがたくさん獲れる夏場しか干さないとのことでした。うーんショック、4時間近くかけて来たのに… ちなみに、干しダコにする理由は干すことによって旨味が増し、長期間の保存もできるからだそうです。落胆した私はこのまま帰るのもしゃくなので、何かタコに関係するものを捜しまわりました。するとあったのです!見たことがない大きなタコが!

 タコとは「多幸」と書けることと、吸い寄せる力(吸盤があるから)があることから、幸せをよぶ縁起のよい生き物とされています。まさにその通り!幸せに吸い寄せられました。有明町を通る国道324号は通称「タコ街道」と呼ばれているそうです。皆さんも「巨大ダコ」と私が見のがした「干しダコ風景」を是非有明町に見に行かれてはどうでしょうか?一見の価値ありですよ!
タコが洗濯された!?物干ししかない・・・これが干しダコだ!巨大タコ発見タコに吸い寄せられた〜!

魚類展示課 落合 晋作

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