今回のお魚探検隊はズバリ「タコについて」です。平成17年の冬季企画展「まるごと!タコ大図鑑」の担当だった私はタコにちなんだいろんな資料を集めていました。そこで感じたのが、タコの昔話や伝説が多いことです。欧米ではきもちの悪いその形から「悪魔のつかい」の代表格ですが、日本では意外や意外「神様仏様」にあがめられているのです。不思議に思った私はなぜそのような差(悪魔と神様仏様)ができてしまったのか、自分なりの考えをまとめてみました。
■欧米の場合
欧米の国ではタコを食べる文化が無い国があります。なぜ食べないかははっきりしませんが、やはり気持ちの悪いその形からでしょう。また吸い付く吸盤があまり良い印象を与えていないようです。食べる文化が無い地域はタコを表す言葉すらないそうです。ひどい場合はタコとイカの区別もせずに、同じものとして扱っている地域もあります。獲れても食べないので特に名前をつける必要がなかったようです。日本では考えられませんね。
■日本の場合
日本では弥生時代からタコを獲っていたことがわかっています。弥生時代の遺跡からタコを獲る「タコ壺」が見つかっているのです。かなり昔からタコを生活の糧として獲っているので、タコを嫌うはずはありませんよね。昔からタコが多くとれた場所では、神様仏様として祭られている地域もあります。タコ神様やタコ薬師、タコ地蔵なるものまであります。
山口県では下松市笠戸大島でタコ神様が祭られています。かなり気になった私は実際にタコ神様に会いに行くことにしました。
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