| 名前に○○ザメとついていたら、誰だってサメの仲間かと思いますよね!…しかし!!世の中には色々なことがあるようで、名前にサメとついているのにエイの仲間や、硬骨魚(アジやサバなどの骨の硬い魚)の仲間だったりする、変わった魚もいるのです。今回のお魚探検隊は、サメじゃないのにサメと名のつく、まぎらわしい魚たちのお話をしたいと思います。 |
まず1種目は、皆さん知っている方も多いと思います。「コバンザメ」を紹介しましょう。コバンザメは、もちろんサメじゃありません。
何の仲間かというと、硬骨魚の仲間で、近い魚はスギという魚です。コバンザメは大きな魚にくっついて泳ぐ習性があります。海響館では関門海峡水槽で飼育していて、大きなスギに毎日くっついて生活しています。
体の形がサメに似ているところと、頭に小判を持っていることから、コバンザメという名前になりました。
|
 |
2種目は「チョウザメ」を紹介しましょう。チョウザメは何の仲間かといいますと、これも硬骨魚の仲間です。チョウザメの卵はキャビアとして有名ですね。海で生活しているチョウザメは産卵のときに川にのぼる習性があります。
日本ではかつて北海道の川に産卵のためにのぼってきていましたが、現在では見られなくなってしまいました。
体の形がサメに似ているところと、大きく硬いうろこが、蝶が羽を開いた形をしていることから、チョウザメという名前になりました。
|
 |
最後に3種目は「シノノメサカタザメ」を紹介しましょう。シノノメサカタザメは何の仲間かといいますと、エイの仲間です。実は、サメとエイは軟骨魚(骨の柔らかい魚)の仲間で、近いグループです。シノノメサカタザメは温かい海の砂底に生息していて、カニや貝などの硬い生き物を食べて生活しています。
背鰭以下がサメの型をしていて、見た目もサメに非常に似ています。体に白い虫食い状の斑紋が東雲(しののめ)の様にあることから、シノノメサカタザメという名前になりました。
|
 |
今回紹介したのは3種でしたが、海響館には、他にも「ウチワザメ」や「コモンサカタザメ」など、まだまだ○○ザメと名のつく生き物がいます。今度海響館に来られる際には、魚の名前に注目して水槽をご覧になると楽しいかもしれませんね!
|