お魚探検隊
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第119回 「食卓でお魚探検!! 〜お宝探し〜」

 魚たちの頭の中にある内耳器官の中には耳石と呼ばれる硬い石のようなもの(主に炭酸カルシウムでできている)があります。耳石の大きさは魚の種類によってまちまちで、大きいものでも1cm位で小さいものだと数mm程度です。この耳石は本来、魚の平衡感覚をつかさどる大切な役割があるのだけど今回はそんな難しいことは置いておきましょう。耳石は魚の種類によって大きさも形もまったくちがいます。 いろいろな耳石
 右上の写真のとおり、魚によって耳石の大きさ、形が様々でついつい集めてみたくなってきませんか?
 実は意外と簡単に集めることができます。みなさんのお家では食卓に尾頭付きの魚が登場することはありませんか?我が家ではタイの尾頭付きのお刺身はなかなかお目にかかりませんがアジやサンマの塩焼きならよく見るような気がします。いつもは美味しい身の部分だけを食べてそれで「ごちそうさま」で終わってしまいますね!でも、ちょっとまった!!じつは「お宝」は今まで見向きもしていなかった頭の中に隠されています。魚の頭の身を丁寧に食べてから、小さな骨などを慎重に取り除いていくと脳みその入っている骨が出てきます。その骨の下側をじっくり観察すると1対のふくらみがあります。これを見つければあと少し!!そのふくらみの中に「お宝」があります。「お宝」の多くは壊れやすいものが多いので慎重に周りの骨に穴をあけます。穴の奥に白い石ころのようなものが見えたらそれが「お宝」!!慎重にとりだし水で洗って乾燥させれば完成です。
 いくつか集めていくうちに、「お宝」こと耳石と魚の泳ぎかたには関係があるような感じがしてきました。イワシやサバのように勢いよく泳ぐ魚の耳石は体のわりに小さく、ハゼやカレイのようにじっとして過ごす魚の耳石は大きいようです。集めれば集めるだけ興味が湧く耳石、お家で集めてみてはいかがでしょうか?
 ちなみに体の大きなマンボウの耳石ですが・・・小さすぎてまだ見つけることが出来ていません(;_;)
マメコブシ




 魚類展示課 久志本 鉄平

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