海響館で展示している魚の中には、海響館で生まれて大きくなった魚もいます。生まれたての魚の赤ちゃんを仔魚といい、たいてい最初は小さな動物プランクトンを食べて成長します。そこで海響館では、まずシオミズツボワムシ(以下ワムシ)という動物プランクトンを与えます。このワムシ、SS型と呼ばれるものが大きさ約0.15mm、S型と呼ばれるものは大きさが約0.17mm、L型と呼ばれるものでも大きさが約0.23mmと、どれも1mmにも満たないとても小さな生物です。これらのうちのどれかを、仔魚の口のサイズに合わせて与えるのですが、このワムシは普段バックヤードで飼育(培養)しています。このワムシを健康的に飼うために、毎日朝と夕方に、0.1mlあたりに何匹いるか顕微鏡をのぞいて数えることも欠かしません。え?何匹くらいいるかって?なんと0.1mlあたり多いときで100匹以上もいるんですよ。
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