イルカ・アシカ情報

第186回 情報の共有

 海響館の海獣チームは、現在バンドウイルカ7頭、スナメリ5頭、カリフォルニアアシカ7頭、オタリア2頭、ゴマフアザラシ4頭の5種25頭の飼育管理を9名のスタッフで担当しています。それぞれの動物には担当者がいて、給餌量(1日の餌の量)を決めたり、新しいパフォーマンスのトレーニングや健康管理を中心的に行ったりしていますが、担当に縛られるのではなく、全スタッフがいつでもどの動物でも接することができるように全ての動物の状態を把握するようにしています。その理由の一つは、担当者だけでトレーニングをしていると、その人の癖が動物についてしまったり、動物が担当者に依存してしまったりすることを避けるためです。担当者が居ないと何もできない、担当者が居ないと動物がエサを食べないということが起こると手の施しようがなく、飼育も健康管理もできません。また他の理由として、別のスタッフが入ることでいろいろな視点から見ることができるので、新たな発見もあります。では、どうやって動物の状態を把握しているのでしょうか!?それは至ってシンプル!情報の共有です。その動物の問題点や気付きを口頭で伝えるだけではなく、日誌に記載し気を付けて欲しいことをメモで残しています。動物が健康で毎日楽しく生活するためには、私たち9名のスタッフの情報共有はとても大事なことなんです。

海獣展示課

河村 景子

2017年10月25日