ページ 脊椎動物の祖先に最も近い生き物「ナメクジウオ」初登場 2008/8/26(tue) 【vol.408】
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 ナメクジウオの仲間は、脊索という器官を持っていることから私たち脊椎動物の祖先と考えられ、動物の進化を知る上で重要な生物とされてきました。そして最新のゲノム解読の研究の成果として、ナメクジウオが脊椎動物の祖先に最も近い生き物であるということがわかりました。
 一方、ナメクジウオは大変身近な生き物で、下関市千鳥が浜沖でも生息が確認されています。ところが、ナメクジウオの生息地として天然記念物に指定されている愛知県蒲郡市大島や広島県三原市有龍島では、海水汚染や海底の砂利の採取などにより生息数が激減しているように、環境悪化の指標となる生き物でもあるのです。
 小さく半透明な体を観察しながら、生き物の進化、そして海の環境について、皆さんに興味を持っていただければと思います。脊椎動物の祖先に最も近い生き物「ナメクジウオ」を是非一度ご覧ください。


日 時:平成20年8月27日(水)〜
場 所:海響館2階 生きている化石コーナー
展示種:ヒガシナメクジウオ Branchiostoma belcheri
アフリカ南東部、マダガスカルからフィリピン、日本までの広い地域の沿岸に生息します。体長は4〜5cmですが、中には7cmになるものもいます。普段は砂に潜って生活するため、泳ぐ姿を観察できるのはごく稀です。
その他:展示個体は、九州大学生物資源環境科学府附属水産実験所のご協力を得て、平成20年7月に福岡県福津市沖で採集した15個体です。

以上


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