海響館では、主に下関市・山口県周辺でその時期に見られるクラゲ種を展示しておりますが、この度、美しくも危険なハナガサクラゲの入手に成功いたしましたので、下記のとおり展示を開始いたします。 本種は、多くのクラゲが傘の縁にしか備えていない触手を傘の表面にも多数備えており、この触手が桃色と黄緑色で非常にカラフルなことから「花笠」クラゲと名づけられました。美しい外見とは裏腹に、触手に強力な毒針を備えており、小魚を捕らえて丸呑みにしてしまいます。 今回展示する水槽の中には、エサとなる小魚を一緒に泳がせます。普段はゆったり休んでいますが、運がよければ捕食シーンを目撃できるかもしれません。かわいく綺麗な姿と獰猛な姿のギャップをお楽しみ下さい。
記 日 時;平成20年7月27日(日)〜 場 所;海響館2階・「クラゲの仲間」コーナー 展示種;ハナガサクラゲ Olindias formosa 南日本のやや深い海に春〜夏にかけてみられます。夜行性で、昼間は主に海藻などにつかまって休んでおり、夜になると活発に泳ぎます。触手は、傘の表面に生えたカラフルなものと、傘の縁にコイル状に巻いている灰色のものの2種類があり、主に灰色の触手に備えた強力な毒針で小魚を捕らえて食べます。傘の中央から放射状に4本の放射管が伸びており、その上にひだ状の生殖腺があります。 今回、山口県漁協豊浦室津支店のご協力により採集することができました。 その他;生きた小魚の給餌は週に2回程度のため、小魚が泳いでいない場合もございます。ご了承下さい。
以 上
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