ページ ヒゼンクラゲの繁殖に成功しました!!〜おそらく世界初! 2008/6/23(mon) 【vol.389】
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 海響館では、開館当初よりクラゲの飼育展示に取り組み好評をいただいておりますが、平成17年からは大型クラゲ類の飼育展示にも挑戦した結果、エチゼンクラゲを23日間、ビゼンクラゲ(大型個体)を72日間、ヒゼンクラゲを11日間それぞれ展示飼育することに成功しております。
 一方、その中でもヒゼンクラゲは、飼育が特に困難であり、飼育展示例が極めて少なく、卵やポリプなどの生活史に関する情報も見当たらないことから、平成19年に本種の採卵〜繁殖個体の飼育を計画し、取り組みを開始ました。その結果、平成19年9月26日に採卵に成功し、ポリプ世代を経て、稚クラゲ(傘の直径が約3cm)にまで成長させることに成功いたしましたので、お知らせいたします。
 海響館では、引き続き本種を含めた大型クラゲの長期飼育に挑戦し、魅力的なクラゲ類の展示を行う予定ですので、ご期待ください。
 なお、今回は長期飼育へ挑戦するための試験飼育であるため、残念ながら予備水槽での飼育となり、展示公開は致しておりません。ご了承下さい。



種 類: ヒゼンクラゲ
 (ビゼンクラゲ科 学名:Rhopilema hisphidum 
     傘径約1〜3センチ 4個体
 有明海では、「白」と呼ばれ、ビゼンクラゲ(赤と呼ばれます)と区別しています。大きくなると傘の直径が1m近くになる大型のクラゲで、昔から食用にされていますが、赤に比べると刺胞毒が強いようで、漁師さんたちによると「痛いから」積極的には取らないとのことです。
その他:親クラゲは、19年9月25日、有明海で飼育員2名が漁船に乗り込み、自家捕獲した7個体です。確保した親クラゲを海響館に陸路輸送し、搬入しました。

以 上


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