海響館では、響灘水深約118mの海底から漁獲されたカイロウドウケツの仲間とその中で暮らすドウケツエビの仲間の展示を下記のとおり開始いたしました。 ただし、飼育が極めて困難なため、期間限定の展示となります。滅多に見ることの出来ないカイロウドウケツの仲間の生きている姿をお楽しみ下さい。 海綿動物の仲間であるカイロウドウケツは、英名を「ビーナスの花かご」といい、胃腔(いくう)内に雌雄一対のドウケツエビが生涯すむことから、「夫婦睦まじく、共に老いるまで連れそうこと」「夫婦の愛情深く、生きては共に老い、死しては穴を同じうして葬られること」の意味として偕老同穴と名付けられました。 実は、海綿動物の仲間は、約7000種が報告されていますが(日本からは約300種)、形態の変異性が大きいことなどから分類が極めて困難で、いまだに分類体系すら確立されておりません(そのため展示している個体の種名は不明です)。 また、カイロウドウケツの仲間は、水深100m以深の深海に分布しており、生時の様子を見ることは極めて困難です(どのようにエビが住みつくのか判っていません)。 こんなミステリアスな生き物である、カイロウドウケツの仲間とドウケツエビの仲間を展示するとともに、今回人工的にカイロウドウケツに模した金属製のかごを作成いたしましたので、ドウケツエビのシルエットもあわせてご覧下さい。 記 日 時;平成20年6月21日〜 場 所;海響館2階・冷たい海の生きもの水槽 種 類;カイロウドウケツの仲間 海綿動物門六放海綿綱六放星目 英 名;Venus’s flower basket
以 上
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